野田市、軽症者に検査キット 独自にコロナ登録センター 新型コロナ

野田市役所
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 新型コロナウイルス感染拡大による医療ひっ迫の緩和を図るため、野田市は5日、軽症者や濃厚接触者を対象に無料の「検査キット配布・陽性者登録センター」を開設した。利用方法は県陽性者登録センターとほぼ同じで、申し込みが殺到している県センターを補完する役割も担う。市は、県保健所が管轄する51市町村で同様のセンターを発足させるのは初としている。

 検査対象は市民で、65歳未満(64~50歳はワクチン接種2回以上)、糖尿病などの基礎疾患と肥満がない、妊娠可能性がない-が条件。ネットを通じ申し込んだ抗原検査キットは、原則2日以内に自宅に届けられる。自己検査結果が陽性となった場合はネットで必要事項を登録すると、遅くとも2日以内にセンターの医師から原則メールで連絡がある。医師が感染を確認した場合は、センターから県保健所に発生届が提出される。

 業務は、県センターと同じ都内の業者に委託。キット申し込みは24時間受け付けるが、対応個数を一日最大500個としている。市では現時点で1万個のキットを確保している。事業費は約5400万円で、予備費を活用する。

 鈴木有市長は「発熱外来が重症者の治療に専念できることが第一」とセンター開設の理由を述べた。


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