船橋市場行ってみよう 駄菓子ばら売り、マグロずし、昼定食…有志が魅力発信 6日に楽市も

「魚がし鎌形」の日曜日の朝市。「混雑や暑さを避けてピンポイントで買い物できる」と通う人も=7月、船橋市場
「魚がし鎌形」の日曜日の朝市。「混雑や暑さを避けてピンポイントで買い物できる」と通う人も=7月、船橋市場
シャッターにカラフルな絵を施した「現金問屋やました」。親子行事用に菓子やおもちゃを買いに来る一般客も多い
シャッターにカラフルな絵を施した「現金問屋やました」。親子行事用に菓子やおもちゃを買いに来る一般客も多い
船橋市場内の食堂で人気の海鮮丼
船橋市場内の食堂で人気の海鮮丼

 近隣の販売店や飲食店が仕入れに使う船橋市地方卸売市場(同市市場1)が「一般客も入って楽しめる」という点を浸透させようと、工夫を続けている。駄菓子問屋でのばら売り、マグロずしが人気の朝市、昼定食を出す食事所に、カフェもある。市場のホームページに加え、有志が動画投稿サイトやSNSで積極紹介。6日午前には、水産や青果の場内業者らが一般客向け商品を取りそろえる「ふなばし楽市」を開く。

 船橋市場は、国が認可する中央卸売市場として53年前に開設。2014年に地方卸売市場(知事認可)に移行した。設置主体は市。敷地は東京ドーム2・5個分で、水産棟や青果棟、関連棟などがあり、主に平日は早朝から「プロ」が仕入れに使う、食材の仲卸・流通拠点。約千人が働く。

 「楽市」は偶数月の第1土曜日に開催中で、スタンプラリー付き。午前8時半~11時半に水産物仲卸売場と関連店舗棟を巡り、参加店での買い物1回を含めて三つ集めると、場内買い物券が景品の福引に挑める。地域還元を兼ね、市場の魅力を発信する取り組み。夏恒例の盆踊り大会はコロナ禍で開催を見送るが、楽市の参加業者を増やすなどして身近に感じてもらう。

 平日・土曜も一般客に販売する事業者があり、飲食店も十数店。海鮮を使った“市場めし”目当てに昼間訪れた女性客はSNSで知ったという。親子連れを楽しませるシャッター壁画を地域画家と協力して施す店も。毎週日曜日に水産棟の魚河岸がマグロずしも扱う朝市も始めている。

 市場で働く有志は「船橋市場へ行こう」と題した解説動画をアップ。門からの道順や一般向けに扱う商品、お薦め飲食メニューを紹介。同市場は再整備も予定されているが「入場無料の昭和テーマパーク」と例える場内事業者もいる。


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