「首だけ!?」「シュール」 アルパカの毛刈りに衝撃の声 残した毛の理由は… 市川市動植物園

 市川市動植物園(千葉県市川市)で毛刈りが行われたアルパカの姿が「衝撃的」と話題になっています。同園がツイッターで毛刈りされたアルパカの写真を投稿すると、2千件以上のリツイート、6千件以上の「いいね」が集まりました。驚きの声が寄せられたアルパカの毛刈りについて、同園の担当者に詳しく聞きました。(デジタル編集部)

 同園が飼育するアルパカ全6頭の毛刈りを行ったのは6月13日。その当日、同園は全身の毛が刈られスッキリとなる一方、頭の毛だけ残された「もちち」(メス、当時0歳11カ月)のなんとも不思議な姿の画像をツイッターで投稿しました。すると……

市川市動植物園がツイートした毛刈り後のアルパカの画像市川市動植物園がツイートした毛刈り後のアルパカの画像

 「おぉ…アルパカさんの衝撃なお姿」「首だけ!?」「余りにもシュールな姿」「中身こんなに細いんだ…」

 こんな驚きの声が次々と上がりました。

 同園飼育員の田口健太郎さんによると、アルパカは南米のアンデス山脈の高所に生息する動物のため、暑さに弱く、夏場に入る前に毛刈りをしないと熱中症にかかってしまうリスクがあるといいます。そのため、年に1回、毛刈りをすることにしていますが、同園は昨年春からアルパカの飼育を始めたので、毛刈りはまだ2回目。

 ネットでは「頭の毛を残すのはなぜ?」との声が上がりました。田口さんによると、頭やひざの毛は残しても夏場の体調には影響がないため、「その子に合ったイメージで刈っています」とのこと。なお、今年1歳になる「もちち」「ホイップ」「チャッピー」の3頭は、「頭の毛がきれいなので、勿体ないので残した」のだといいます。残された毛は「おしゃれ」の一環のようです。

 一方で、「2歳ぐらいになると毛に藁などが入って汚れてくるので、頭も刈ってきれいする」のだそう。

「もちち」の毛刈りの様子(市川市動植物園提供)「もちち」の毛刈りの様子(市川市動植物園提供)

もうすぐ2歳の「マシュ」は頭のてっぺんだけ毛を残した(市川市動植物園提供)もうすぐ2歳の「マシュ」は頭のてっぺんだけ毛を残した(市川市動植物園提供)

 毛刈りの際には爪切りなども一緒に行い、作業時間は1頭当たり30~40分。作業中に嫌がったりして動くと危ないので、ひもで足を抑えながら行うなど、結構難しい作業です。今回は毛刈りに慣れている「山古志アルパカ牧場」(新潟県)の飼育員にお願いしましたが、「いずれ自分たちでもできるようにしないと」と田口さん。

 ネットで反響があったことに田口さんは「モコモコの姿が人気のアルパカですが、毛刈り後はイメージががらりと変わってインパクトがあるので、直接来園して、ぜひ肉眼で見てもらいたい」と話しています。

爆炎が上がったコスモ石油千葉製油所のタンク=2011年3月11日「もちち」の毛刈り前(右)と毛刈り後(市川市動植物園提供)

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