ウイスキーラベルに千葉市美術館所蔵水墨画 曾我蕭白「獅子虎図屏風」

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蕭白の水墨画をラベルに採用したウイスキー
蕭白の水墨画をラベルに採用したウイスキー
熊谷市長にラベルを紹介する長井社長(右)=市役所
熊谷市長にラベルを紹介する長井社長(右)=市役所

 千葉市美術館(中央区)が所蔵する曾我蕭白の水墨画「獅子虎図屏風」が、都内や横浜市などに店舗を構える小売業「信濃屋食品」(東京都世田谷区)のウイスキーラベルに採用された。同社は欧州などに販路を持ち、ウイスキーは国内だけでなく世界各地でも販売される。長井邦雄社長らが熊谷俊人市長を訪れ、完成したラベルを紹介した。

 ラベルは、既に閉鎖された軽井沢蒸留所のウイスキーに採用された。1995年ものを国内向けに180本、81年ものを海外向けに230本用意。いずれも、一つのたるからのみ瓶詰めするシングルカスクウイスキーだ。

 同社酒販部の北梶剛さん(33)が5月、市美術館で開かれた企画展「蕭白ショック!!」を訪れ、屏風(びょうぶ)と対面。図柄をラベルに使用したいと、企画会社を通じて市美術館に打診した。熊谷市長は「われわれとしてもうれしい。日本の文化が有名になることは良いこと」とした。