交流発展へ「友好の証し」 メキシコに記念碑寄贈 御宿町

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メキシコ・アカプルコ市の公園に設置された日墨友好の証しとなる記念碑(右)=御宿町提供
メキシコ・アカプルコ市の公園に設置された日墨友好の証しとなる記念碑(右)=御宿町提供

 御宿町は10日、1609年に御宿沖で座礁したメキシコ船の乗員317人を救助した縁で姉妹都市を結ぶ同国アカプルコ市で「日墨交通発祥記念之碑」が完成したと発表した。同町にある同様の記念碑の2分の1サイズで同町が両国友好の証しとして贈った。

 記念碑は高さ約9メートル。リゾート地のア市の公園内に整備された「日本の広場」に設置した。銘板も備え、約400年前の御宿での史実を紹介する。近くには伊達政宗が派遣した遣欧使節でア市とゆかりのある支倉常長像も建つ。

 同町には1928年、史実を記念して建てた高さ17メートルの「日西墨三国交通発祥記念之碑」があり、98年からア市に対し、記念碑の導入を働き掛けていた。2010年、日本をテーマにした広場が開設され事業化の機運が高まり、今年2月に着工。事業費約200万円は同町が供出した。

 除幕式には石田義広町長や中村俊六郎議長が駆け付けた。