巨大な一枚板に抽象画 長さ5メートル、幅2メートルの力作 緑区在住の通天さん

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長さ5メートル、幅2メートルの一枚板に描かれた「現代文明の危機」(右が通天さん、左は山口さん)=千葉市中央区
長さ5メートル、幅2メートルの一枚板に描かれた「現代文明の危機」(右が通天さん、左は山口さん)=千葉市中央区

 千葉市緑区在住の画家、通天さん(65)が、長さ5メートル、幅2メートル、厚さ3・3センチの一枚板をキャンバスに巨大な絵を描いた。「現代文明の危機」と題された油彩の抽象画で、震災から受けたさまざまな思いを、絵筆にぶつけた力作。通天さんは「日本人が持っている災害を乗り越えられる力を描きたかった。何かを感じてもらえればうれしい」と話している。

 一枚板は中央区で木材など住宅資材を販売する(株)ヤマグチの山口久弥さんが提供した。約30年前に購入したというアフリカ原産のブビンガの板で、神社仏閣などの廊下に使われるものだという。売る機会を逃したまま、眠っていたが、「世に出したほうがいい。自分も絵が好きだから」と交流のあった通天さんに打診し実現した。