災害時、大学に警察拠点 淑徳大と千葉中央署が協定

大規模災害時の大学施設使用協定に調印した長谷川淑徳大学長(左)と吉開千葉中央署署長=7日、千葉市中央区の淑徳大
大規模災害時の大学施設使用協定に調印した長谷川淑徳大学長(左)と吉開千葉中央署署長=7日、千葉市中央区の淑徳大

 淑徳大と千葉中央署(ともに千葉市中央区)は7日、同大で「大規模災害時における大学施設の使用に関する協定書」に調印した。同署が大地震や津波で甚大な被害を受けた場合に、指揮機能を大学内の施設に一時移転するための協定。県内では初めてのケースになる。

 調印式には長谷川匡俊学長と、吉開和彦署長が出席。署長は「東日本大震災で海に近い警察署や交番が被災し、活動に支障をきたした。高台にある淑徳大に拠点をつくれるのはありがたい」と感謝。学長は「千葉中央署には学生3千人余、教職員、近隣住民の安全確保で尽力いただいている。要請にこたえるのは当然」とこたえた。

 協定を持ちかけたのは同署で、実際に大学を使用するのは、署施設が壊滅的な被害を受けた場合で、会議室などを指揮拠点として使用するという。同大は教育活動を確保した上で、最大限の協力をするとしている。


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