「好きなこと追究して」 130周年の中山小で授業 ノーベル賞益川さん 市川

小学生に将来社会で活躍するために大事なことは何かを語り掛けるノーベル賞物理学者の益川敏英さん=1日、市川市中山1の市立中山小学校
小学生に将来社会で活躍するために大事なことは何かを語り掛けるノーベル賞物理学者の益川敏英さん=1日、市川市中山1の市立中山小学校

 今月15日で創立130周年を迎える市川市立中山小(川添茂校長、児童663人)で1日、ノーベル賞物理学者の益川敏英さんが全校児童を対象に記念授業を開き「自分が好きなことをする時間をつくって、個性を思う存分伸ばせば、未来は開ける」と次世代を担う子どもたちにエールを送った。

 益川さんは、発電機を発明したエジソンについて「電気が便利なものであることを知り、作って売ることを考えた」と紹介。これからの時代は、エジソンのように「社会が必要としているものを見通さなければ活躍できない」と変化の激しい時代を生き抜くための心構えを示した。

 児童から「子どもの時から理科に興味があったのか」「頭が良くなるには塾に行った方が良いか」と質問が飛ぶと、益川さんは「学校の勉強は好きではなかったが、本だけは好きでたくさん読んだ」と明かし、「世の中には面白いことが山ほどある。本をたくさん読んで、自分の好きなことを見つけ、個性を思う存分伸ばして」と語り掛けた。


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