11カ月ぶり埋め立て再開 印西など2市1町組合 基準値以下焼却灰

今月28日から国の基準値を下回る放射性物質を含む焼却灰を対象に、埋め立てが再開された印西地区一般廃棄物最終処分場=29日、印西市岩戸
今月28日から国の基準値を下回る放射性物質を含む焼却灰を対象に、埋め立てが再開された印西地区一般廃棄物最終処分場=29日、印西市岩戸

 印西地区環境整備事業組合(印西市、白井市、栄町)は28日、印西市大塚1のごみ焼却施設「印西クリーンセンター」で昨夏から保管を続けてきた国の基準値を下回る放射性物質が検出された焼却灰(飛灰)について、印西市岩戸の最終処分場への埋め立てを約11カ月ぶりに再開した。

 同センターでは昨年6~7月の焼却灰から国の埋め立て基準値(1キログラム当たり8000ベクレル)を上回る放射性物質が検出され、約130トンを施設内保管。一方、8月以降に出た焼却灰は基準値以下で本来埋め立て可能だが、組合は周辺住民に配慮し、同処分場での処理を停止していた。

 組合は8月から市原エコセメントへの搬出を始めたが排水問題で11月に操業停止となり、同センター敷地内の保管量が増加。今年2月から埼玉県内の民間業者に処理を委託ししのいできたが、今月27日現在の基準値以下の保管量は約625トンに上り、今月末には保管場所が不足する見通しだったという。


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