3本脚の「ミケちゃん」本に 市川・治療院の看板猫 SNSで人気、愛らしい日常の姿紹介

ミケちゃんをなでる冨森さん夫妻=市川市
ミケちゃんをなでる冨森さん夫妻=市川市
出版された「ミケちゃんとやすらぎさん」
出版された「ミケちゃんとやすらぎさん」

 千葉県市川市の鍼灸(しんきゅう)マッサージ治療院「やすらぎ治療室」で暮らす三毛猫「ミケちゃん」(雌、推定9歳)を、漫画やコラムで紹介する本「ミケちゃんとやすらぎさん」が出版された。脚の障害をものともせず、同院で過ごすミケちゃんの日々が描かれている。

 院長の冨森猛さんが、ミケちゃんと出会ったのは8年ほど前。治療院の隣で餌を食べていた地域猫の中にいた右の後ろ脚がない猫がミケちゃんだった。自宅では別の猫を飼っていたため、ミケちゃんは治療院で暮らすこととなった。

 今ではすっかり治療院の看板猫となったミケちゃん。冨森さんがミケちゃんの写真を投稿するSNSのフォロワー数は3万人を超える人気ぶりだ。昨年には甲状腺ホルモンが過剰に分泌される「甲状腺機能亢進(こうしん)症」を患ったが、投薬を続けながら今でも愛くるしい姿で治療院を訪れる人を出迎えている。

 本では治療院で過ごすようになるまでの日々や、同院での日常を写真や漫画で紹介。猫の創作漫画を手掛ける「にごたろ」さんの温かいイラストに加え、冨森さんもコラムを寄せている。

 完成した本は市内の小中学校に寄贈された。冨森さんはミケちゃんが地域猫だったことに触れ「立場の弱い野良猫でも同じ地域に生きている仲間同士。子どもたちにぜひ読んでもらえれば」と話している。

 「ミケちゃんとやすらぎさん」(KADOKAWA)は1320円(税込み)。


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