災害備え4市町連携 避難場所、物資提供で 東金・山武・大網白里・九十九里

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協定締結に向けて協議する4首長(左から金坂町長、川島町長、椎名市長、志賀市長)=18日、県庁

 九十九里町は22日、東金市や山武市、大網白里町と災害時の相互応援に関する協定を6月1日付で締結すると発表した。高台がなく津波発生時に避難場所確保に不安がある九十九里町が、東金市をはじめ各市町に要請した。協定では、4市町が地震や津波だけでなく、風水害など多様な災害に互いに連携することを定めている。

 沿岸部に位置し、5メートル以上の高台がない九十九里町では、昨年の東日本大震災で津波の被害を受け、さらに県が発表した津波の浸水予想でも町の全面積のほぼ半分が浸水、約7割の世帯が被害を受ける可能性が示された。このため、住民から「町の中に逃げる場所がない」と避難場所について不安が高まっていた。

 これを受け、同町が2市1町に協力を要請した。協議の中で、地震や津波だけでなく、風水害など多彩な災害発生時に4市町が互いに協力する方向で調整。今回締結する協定では4市町間で、災害で被害を受けた市町に(1)食料品や生活必需品を提供(2)避難所、避難場所を提供(3)職員を派遣する-などとしている。