県内最高層からの金環 46階展望台で日食観察 市川アイ・リンク

太陽のリングが雲間から見えた瞬間に歓声を上げる観察会の参加者たち=21日午前7時32分ごろ、市川市市川南1のアイ・リンクタウン展望施設
太陽のリングが雲間から見えた瞬間に歓声を上げる観察会の参加者たち=21日午前7時32分ごろ、市川市市川南1のアイ・リンクタウン展望施設

 千葉県内で最も高層の地上約150メートルにある市川市のアイ・リンクタウン展望施設では、21日午前6時前から、事前の抽選に当たった市民ら88組約350人がビル45階の展望ロビーや46階の屋上デッキに続々と集まり、太陽がリング状になる瞬間を今か今かと待ち構えた。

 同市の天候は晴れで、午前6時20分ごろから徐々に太陽が欠けていく様子が観察できた。ところが、金環日食開始予定時刻の直前になって太陽が雲に覆われ始め、参加者たちは雲間から見え隠れする太陽に一喜一憂。

 金環日食が始まった午前7時半すぎ、雲の切れ目からくっきりとした太陽のリングが姿を現すと、参加者からは「見えた」という歓声とともに拍手が湧き起こった。また、金環日食とともに気温が下がり、ストールを巻いたりしながら観察する人の姿もあった。

 観察に来ていた市立国分小6年の満生周太郎くん(11)は「太陽が一瞬紫色に光ってきれいだった」。一緒に参加した西塚陽平くん(11)も「うれしくて踊り出したくなった」と興奮冷めやらぬ様子だった。


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