廃棄物の搬出開始 “平川富士”1カ月遅れ

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可燃物が積み込まれるトラック=14日、千葉市緑区
可燃物が積み込まれるトラック=14日、千葉市緑区

 千葉市緑区平川町で大量の産業廃棄物が放置されている“平川富士”の問題で、市は14日、廃棄物の搬出を開始した。可燃物と不燃物を分けるプラントの設置や調整に時間がかかり、行程は当初予定より約1カ月遅れているという。

 市産業廃棄物指導課によると、廃棄物を放置したのは「千葉福祉建設公社」。敷地内に約5万4千立方メートルを放置した。廃棄物を持ち込んだ63社が市の指導を受け一部を自主撤去。市は行政代執行で約1万3千立方メートルを撤去する予定で、残った部分には、防水シートの設置や土砂流出を防ぐ緑化を行う。

 行政代執行は1月末に開始し、当初は4月上旬から本格的な廃棄物撤去作業を開始する予定だった。分別作業を行うプラントの一部がタイ製で、洪水の影響から納入が遅れたことに加え、プラントの機械調整に時間がかかったことから作業開始が遅れた。