飯縄寺の天井画、修復へ JR東財団の助成で実現 いすみ市

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修復されることになった、すすで黒くなった天井画=9日、いすみ市の飯縄寺
修復されることになった、すすで黒くなった天井画=9日、いすみ市の飯縄寺
助成認証式の様子=9日、いすみ市の飯縄寺
助成認証式の様子=9日、いすみ市の飯縄寺

 いすみ市の飯縄寺(村田浩田住職)にある貴重な文化財を後世に残そうと、江戸時代の浮世絵師、3代目堤等琳作の「天井画」が修復されることになった。9日には、資金援助を名乗り出たJR東日本の公益財団法人、東日本鉄道文化財団が参加し、助成認証式が開かれた。

 天井画があるのは本尊がまつられる本堂内陣。60センチ四方の板52枚にわたって描かれ、全体では縦2・5メートル、横8メートルの大きさ。現在は部分的に花の絵が確認できるものの、長年の護摩だきで発生したすすで真っ黒となっている。

 修復に伴う洗浄作業で往時の輝きを取り戻せば、本堂外陣にある江戸時代の彫物師、波の伊八の最高傑作の一つとされる「天狗と牛若丸」の欄間彫刻などに加え、参拝客を引き付ける歴史的な呼び物が増える。

 修復には1100万円が必要といい、同財団はうち500万円を拠出。残りは寄付などで賄う。