児童虐待の再発防止へ 柏市が改善策公表 昨年5月の男児餓死で

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 昨年5月に2歳10カ月の男児が餓死した事件を受け、柏市は8日、学識者や当時の担当課職員らでつくる市児童虐待検証会議(座長・水野治太郎麗澤大学名誉教授)がまとめた再発防止に向けた改善策を公表した。市ホームページに9日から掲載する。

 昨年8月、長男に十分な食事を与えず同5月に餓死させたとして、男児の両親が保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された。男児の体重は平均以下で、柏署は育児放棄が原因とみて捜査。両親は男児の姉に対する保護責任者遺棄致傷の疑いで追起訴された。今月以降公判が予定されている。

 虐待が原因とみられる児童の死亡事例は市内で初めて。市が再発防止に向け昨年9月、同検証会議を立ち上げた。