階段や塔、個室内に木…上総牛久駅前にユニーク公衆トイレ 乗降客も興味津々 小湊鉄道の新名物に

小湊鉄道上総牛久駅前に誕生したユニークな「里山トイレ」=市原市牛久
小湊鉄道上総牛久駅前に誕生したユニークな「里山トイレ」=市原市牛久
小湊鉄道上総牛久駅前に誕生したユニークな「里山トイレ」=市原市牛久
小湊鉄道上総牛久駅前に誕生したユニークな「里山トイレ」=市原市牛久

 千葉県市原市南部の玄関口に当たる小湊鉄道上総牛久駅前に、目を引く形や色遣いをしたユニークな公衆トイレエリアが誕生、観光客らの利用が始まった。

 地域性をイメージして「里山トイレ」と名付けられた。コンセプトに沿って五つの建物に分かれ、外観に木材を多く使用。建築家の藤本壮介氏が設計した。

 男性用と多目的トイレの建物は、外階段を使って高さ3・5メートルの屋上に上がることができる「階段のトイレ」。屋上展望スペースから駅ホームを見下ろせ、鉄道写真撮影に最適な“お立ち台”になっている。

 「緑があるトイレ」の個室内には木を植栽。「塔のトイレ」「菜の花のトイレ+切通しのトイレ」とともに女性専用。三角屋根で鮮やかな赤色をした待合所には、トイレ使用状況が分かる電子掲示板を設置した。

 里山トイレができる以前は、鉄道利用者以外も駅のトイレを使用していた。地域を訪れる旅行者のおもてなしの一環として、自由に利用できる公衆トイレの必要性が高まっていたことから、市が駅前広場の一角に約5千万円をかけて整備した。

 小湊鉄道は里山トイレについて「駅の乗降客が興味を持っている」。飯給駅の広大な屋外トイレに次いで、同鉄道の新たな名物になりそうだ。


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