「来年は良い年に」 大しめ縄作り作業大詰め 成田山新勝寺

25日の飾り付けに向けて作業が進む大しめ縄作り=1日、成田山新勝寺
25日の飾り付けに向けて作業が進む大しめ縄作り=1日、成田山新勝寺
20~81歳の男女12人での大しめ縄作りが大詰めを迎えている=1日、成田山新勝寺
20~81歳の男女12人での大しめ縄作りが大詰めを迎えている=1日、成田山新勝寺

 正月三が日だけで毎年300万人を超える参拝客が訪れる成田市成田の成田山新勝寺で1日、初詣客を出迎える大しめ縄作りが大詰めを迎えた。職員たちは、完成すると重さ約200キロ、横6・6メートル、縦1・2メートルの巨大なわらの房を熱心に編み込み、新年の準備に汗を流した。

 成田山の大しめ縄は、稲穂をつるしたような「照範(しょうはん)じめ」と呼ばれる独特の形状が特徴。江戸元禄期に寺の中興の祖・照範上人が、五穀豊穣(ほうじょう)を願い作ったのが始まりとされる。

 わらは地元農家に約6千束を特注し、その中から厳選した約2500束を使う。

 今年は新型コロナウイルスの感染予防のため窓を開けての換気などを徹底。大しめ縄作り39年目という工務所責任者の秋葉文夫係長(61)は「今年はコロナ禍で大変な年だった。来年は良い年になるよう願いを込めて作っている」と話した。

 完成した大しめ縄は25日に取り付けられる予定。


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