200平方メートル“世界一大きなトイレ” 市原・小湊鉄道飯給駅に4月完成  「台湾タワー」の藤本氏デザイン

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藤本氏が手掛けた「世界一大きなトイレ」のミニチュア。手前中央の箱形のものがトイレ。周囲は丸太の黒い壁で囲われる。奥は飯給駅

 素朴な景色から、映画やCMなどに度々登場する市原市南部の小湊線・飯給(いたぶ)駅に今春、自称「世界一大きなトイレ」が誕生する。「ユニクロ心斎橋店」や「台湾タワー」で知られる新進気鋭の世界的建築家、藤本壮介氏の手によるもので、2メートルの杉の丸太675本で囲った広さ200平方メートルの“草原”に、全面ガラス張りの個室トイレを設置する大胆デザイン。市の新たな観光名所として期待される。

 同市では、トイレこそ観光の大事な要素ととらえ、これまでも観光動線である小湊線の里見、月崎、高滝の各駅前に清潔な公衆トイレを整備してきた。今回の飯給駅もその一環で、県の観光地魅力アップ緊急整備事業の補助金を活用し、約1千万円かけ整備する。

 現地を実際に歩いた新進気鋭の建築家が提案したのが、その名も「世界一大きなトイレ」。駅前の空き地を活用し、外壁部を黒、内装部を白く塗った長さ2メートルの杉の丸太675本を使って外周53メートルの楕円(だえん)形の囲いを造り、内部に約200平方メートルの“草原”を創出。そのほぼ中心に全面ガラス張りの個室トイレを置く。使用者は開放感いっぱいに一面の草原を見る。男女兼用で障害者、高齢者にも対応した多目的トイレは別に配置する。