2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

大漁祈り「梵天立て」 木更津・中島海岸

厳寒の海に入り、青竹を突き立てる「梵天立て」=7日、木更津市中島の中島海岸
厳寒の海に入り、青竹を突き立てる「梵天立て」=7日、木更津市中島の中島海岸

 大漁や五穀豊穣(ほうじょう)を祈る民俗行事「梵天(ぼんてん)立て」が7日朝、木更津市中島の中島海岸で行われ、地元6地区の若者19人がさらし姿で厳寒の海に入り、梵天と呼ばれる青竹を海中に突き立てた。

 梵天立ては江戸・元禄年間、難破船のいかり紛失の嫌疑をかけられた地元民が奥州出羽三山の行者に祈祷(きとう)を依頼したところ、いかりが浮上し嫌疑が晴れたことから、出羽三山の神に感謝の意を表する証しとして梵天を立てるようになった故事に由来する。

 この日は午前7時前から、各地区3~4人が1組となって赤や黄色などそろいのたすきを身につけ、青竹を担いで海に入った。後の組は前の組が竹を立てた場所より沖合に立てなければならない決まりで、各組は寒さに負けじと威勢良く声を掛け合い、海中を進んで行った。


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