千葉「長生」、埼玉「東秩父」 県内唯一の村協定

協定書を交換する小高村長(左)と足立村長=19日、長生村役場
協定書を交換する小高村長(左)と足立村長=19日、長生村役場

 長生村は19日、埼玉県の東秩父村と友好都市協定書を締結した。「県内唯一の村」との共通点から、幅広い分野で交流できないかと協議を重ね実現。村役場で両村の村長、議会議長らが出席して締結式が行われ、固い握手を交わした。

 長生村が友好都市を結ぶのは初めて。同村が昨年、関東圏内で県内唯一の村になっている東秩父村と神奈川県・清川村に呼び掛け、まず2村の締結が決まった。

 協定書にサインし交換した小高陽一長生村長は「これといった特徴がない平坦な村だが、海水浴やハマグリなど自慢できることもある。少子高齢化、人口減と同じ課題に手を携えて取り組みたい」と意欲を見せた。足立理助東秩父村長は「人口2750人の小さな村だが、1300年の歴史がある手すき和紙で、海外とも交流している。長生村ともすごい交流ができるのではないかと期待している」と話した。

 まず一宮町で開催される東京五輪サーフィンに東秩父村の中学生十数人を招待して、一緒に観戦する予定。また長生村の児童生徒が東秩父村を訪れ、和紙で卒業証書を作る計画を検討している。子どもたちの交流をきっかけとし、産業、文化などで協力関係を広げる方針。


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