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北欧の先進環境施策紹介 オーデンセ市職員講演 船橋市の姉妹都市

オーデンセ市の環境施策を説明するクラウセンさん=船橋市役所
オーデンセ市の環境施策を説明するクラウセンさん=船橋市役所

 船橋市の姉妹都市デンマーク・オーデンセ市の環境政策局職員、トーブン・クラウセンさん(46)が、船橋市役所で講演会「オーデンセと船橋のエコライフについて考えよう」を行った。クラウセンさんは、整備率約50%に上る自転車通路や緑地保全など、自国の進んだ環境施策を紹介した。

 クラウセンさんによると、人口約19万人のオーデンセ市は全長千キロメートルの自動車道路のうち510キロメートルで自転車通路を整備済み。無料駐輪場も増やし、CO2削減や健康増進につながる自転車利用を推進している。クラウセンさんは「自転車を使う人が増えれば自動車道路の整備が不要になってくるし、事故も減る」とメリットを強調した。

 また、地球に優しい料理を市民で提案し合ったり、一部区画では緑地を増やすために新築1軒につき165平方メートルの公園を造るように市で定めているという。

 講演会には市民約30人が参加。会場から「自転車通路整備には(行政の)大きな権限が必要では」と質問が出ると、クラウセンさんは「幸いにもデンマークは地球に優しい施策を進めることが国民の総意となっている」と答えていた。

 両市は1989年に姉妹都市提携。オーデンセ市は童話作家アンデルセンの生誕地で、切り紙作家としても活躍した同作家にちなみ「ふなばしアンデルセン公園」(同市金堀町)では毎年切り紙コンクールを開催している。クラウセンさんも切り紙作家の顔を持ち、同公園で行われた同コンクール表彰式に招待されて来日していた。


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