心肺停止の男性救う 観光客2人に感謝状 銚子消防

感謝状を受けた我妻さん(中央)と山口さん=銚子市消防本部
感謝状を受けた我妻さん(中央)と山口さん=銚子市消防本部

 心肺停止状態にあった男性を救ったとして、銚子市消防本部(菅沢信博消防長)は、観光客として水産物即売センター「ウオッセ21」(同市川口町)を訪れた男性2人に感謝状を贈呈した。

 感謝状を受け取ったのは四街道市の整体師、我妻大輔さん(45)と、埼玉県飯能市の会社員、山口浩一郎さん(51)。

 同本部などによると、昨年12月29日正午ごろ、キャンプの食材を求め同施設に来訪した山口さんは東京都在住の70代男性が倒れていることに気付き119番通報。男性は心肺停止状態となっていた。同施設を訪れていた我妻さんも事態に気付き、自動体外式除細動器(AED)を使って応急処置を実施。男性は市内の病院に搬送され、一命を取りとめた。現場ではほかにも心臓マッサージを施した男性がいたとみられるが、同本部によると人物は特定されていない。

 贈呈式で菅沢消防長は「勇気を持って、とっさに取っていただいた行動のおかげで、一人の男性の尊い命が救われた。心から感謝申し上げる」などと謝辞を述べた。

 我妻さんは前日の同28日夕にも、四街道市のJR四街道駅前の交差点路上に倒れていた男性を他の通行人と協力して助けていたという。「プールの監視員だったので心肺蘇生法の知識はあったが、実際にAEDを使ったのは今回が初めて。無事だと聞いてほっとした」と語った。


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