「心はひとつ。またきてね」 砂文字で武漢帰国者激励 市民有志が描く 勝浦

砂文字を描き、手を振って帰国者を激励する市民有志=8日午前9時35分ごろ、勝浦市
砂文字を描き、手を振って帰国者を激励する市民有志=8日午前9時35分ごろ、勝浦市

 新型コロナウイルスによる肺炎が拡大する中国・武漢から帰国し、勝浦市内のホテルに一時的に滞在している約180人を励まそうと、市内外の有志約30人が8日、ホテル前の砂浜に「心はひとつ♡またきてね」などと砂文字を描いた。ホテルに向かい一斉にメッセージを叫ぶと、窓際まで出てきた帰国者から「ありがとう」と感謝の言葉が贈られた。

 砂文字は、長期間滞在する帰国者を激励して、今度は観光で訪れてもらおうと交流サイトで意見が出てメンバーが自然に集まった。

 砂文字作りは午前9時ごろから開始。1文字の大きさは2メートルほどで、竹ぼうきや熊手、デッキブラシなどを使って絵文字も入れて書いた。完成するとメンバーは横一列に並び「心はひとつ。またきてね」「滞在はもう少し。頑張れ」と大声で何度も呼び掛けた。

 国の担当者によると、メッセージが描かれたことは館内放送で案内したという。帰国者は「大変うれしい」「涙が出そうだ」などと感動した様子だったといい、「スタッフにもありがたい」と感謝していた。


  • LINEで送る