「浦安復興のシンボルに」 家族の絆の再生描く 映画「カルテット!」先行上映

  • LINEで送る

舞台あいさつに登場した高杉さん(左から2人目)、剛力さん(中央)ら。左端は映画のエグゼクティブ・プロデューサーを務めた柳内光子・浦安商工会議所会頭
舞台あいさつに登場した高杉さん(左から2人目)、剛力さん(中央)ら。左端は映画のエグゼクティブ・プロデューサーを務めた柳内光子・浦安商工会議所会頭

 東日本大震災で深刻な液状化被害を受けた浦安市を舞台に、家族の再生を描いた映画「カルテット!」(三村順一監督)の先行ロードショーが17日、同市舞浜のシネマイクスピアリで始まった。震災を乗り越えて出来上がった作品の市民への初お披露目に、女優の剛力彩芽さんは「撮影を通して市民の支えを実感した。皆さんの愛がたくさん詰まった作品」と話した。

 同映画は浦安市在住の作家、鬼塚忠さんの同名小説が原作。気持ちがバラバラになり崩壊寸前の家族がカルテット(四重奏)を結成して、かつての絆を取り戻していく物語だ。オーディションで主人公のバイオリニストの少年役を射止めた新人の高杉真宙さんのほか、姉役で剛力さん、父親役で細川茂樹さん、母親役で鶴田真由さんが出演。市制30周年記念映画として市が後援している。

 この日は初回上映に続いて舞台あいさつがあり、松崎秀樹市長や出演者らが登壇。松崎市長は「監督も俳優陣も市民もみんないい。浦安復興のシンボルになる」と映画を絶賛した。鶴田さんは「震災直後で日本中が揺れている中、迷いながら撮影した思い出深い作品。この映画が日本の力になるように浦安から発信できればうれしい」と述べた。

 全国公開は1月7日から。