被災者に心のぬくもりを 仮設住宅に本のプレゼント 支援呼び掛け 香取の和太鼓グループ

  • LINEで送る

「被災者に“温かい気持ち”を届けたい」と話す松井さん(右)と高木代表=9日夜、香取市神生
「被災者に“温かい気持ち”を届けたい」と話す松井さん(右)と高木代表=9日夜、香取市神生

 仮設住宅に心のぬくもりを届けたい-。香取市を中心に活動する旧山田町地区の和太鼓グループ「YAMADA星太鼓」が、家庭などに眠っている本を県内の仮設住宅に届けようと、支援を呼び掛けている。代表の高木美知子さん(63)は「これから寒くなる季節。人の心に伝わる支援が何かできないかとの思いで始めた」と話す。

 YAMADA星太鼓は8年前、山田町の名前にこだわった地域おこしの一つとして、地元女性らで結成。現在は11人が香取市内などで活動をしている。

◆メッセージも添え
 実家が旭市内にあり、旧飯岡町で暮らしていたきょうだいが家を失ったという高木さん。自身も震災後1カ月近く水道が使えない生活を送った。東北の被災地と比べたら被害の度合いは違うが、県内の仮設住宅で暮らす人びとに心温まる贈り物を-と立ちあがった。

 自分が感動した本や思い出の本、人に薦めたい本など、本にはその持ち主のさまざまな思いがある。高木さんは「受け取った被災者が、少しでも送り手の思いを感じられるように簡単な言葉でも何でもいいから、できれば何か一言、メッセージを添えてほしい。励ましの言葉になると思う」と話す。

 イベントは18日午後2時から山田公民館で開かれる。入場無料。メッセージを添えた古本などは当日会場で受け付ける他、郵送も可。本の持ち込みがなくてもイベントには参加できる。メッセージ本の宛先は〒289-0411 香取市府馬2769 YAMADA星太鼓 高木美知子問い合わせは高木さん、電話0478(78)2110。