「長生ねぎ」で復興支援 料理販売、義援金募る もばら街育プロジェクト【台風 被災地はいま】

行列ができたネギのつかみ取り=13日、茂原市
行列ができたネギのつかみ取り=13日、茂原市

 昨秋の台風と記録的豪雨被害からの復興を支援しようと、被災した茂原ショッピングプラザアスモと茂原住宅公園で13日、「チャリティー葱(ねぎ)まつり」が開かれた。長生地域特産の「長生ねぎ」を全面に押しだし、さまざまなネギ料理の販売のほか、みそ汁配布などを行い、義援金を募った。

 市の活性化を目指し、多彩な企画を展開している「もばら街育プロジェクト」(高貫裕一郎代表)が主催し、市やJA長生などが後援。地元農業を代表する長生ねぎが大きな被害を受けたため、復興のシンボルに取り上げた。

 100円でつかみ放題のネギ販売は行列ができる人気ぶり。市内の飲食店が長生ねぎを使って調理した焼き鳥をはじめ、そばやコロッケなどのブースが並び、全国ふるさと甲子園で1位に輝いた直売所ねぎぼうずの「葱っぺ餃子」も、その場で焼いて販売した。

 また茂原中学校、茂原北陵高校の吹奏楽部の演奏会も行われ、華やかで力強い演奏で来場者を楽しませた。

 ネギの出荷は今が最盛期だが、台風でハウスが壊れて育苗に影響し、豪雨では生育に被害が出た。高貫代表は「もっとネギに注目してもらい、茂原市、長生地域を盛り上げたい」と訴える。

 みそ汁を味わい、ネギを購入した市内の主婦(48)は「(災害で)大変な思いをしたけれど、下を向いてばかりはいられない。みんなで頑張って明るい年にしたい」と話した。


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