多古米パンで町おこしを 地産地消、地元店が新商品 きょうから販売開始

  • LINEで送る

多古米の米粉を使った2種類のパンを生み出した「泉ベーカリー」の平山泉代表(右)と妻の順子さん。手前のパンはヤマトイモが練り込まれている=多古町多古
多古米の米粉を使った2種類のパンを生み出した「泉ベーカリー」の平山泉代表(右)と妻の順子さん。手前のパンはヤマトイモが練り込まれている=多古町多古

 「地元の特産品を使ったオリジナルパンで町おこしを」と、創業47年の多古町のパン店「泉ベーカリー」(平山泉代表)が開発した多古米の米粉を使った2種類の“地産地消パン”が、5日から同店や道の駅多古で本格的に販売される。価格はいずれも税込みで、同店の看板メニューのぶどうパンが1斤300円、食パンが同250円。

 2種類のパンは、食味日本一にも輝いたことのあるブランド米「多古米」の米粉を使っており、うち一つは、特産品のヤマトイモのとろろも練り込まれている。「多古米は粉にしても水分量が多いので難しかったが、安心できる地元の食材にこだわりたかった。どうせ作るなら地元に密着したパンじゃないと意味がない」と平山さん(47)。

 さらに平山さんならではのアイデアとして、米粉だけでは、もっちりとした食感はあるが、翌日には堅くなってしまうので「(東日本大震災で)被災した東北の支援の意味でも炊きあげた東北産のご飯を3割ほど混ぜ込んだ」という。この生地に砂糖や卵、米こうじ、イースト、バターなどを練り混ぜ、焼き上げる。

 問い合わせは泉ベーカリー、電話0479(76)7222か、町産業経済課、電話0479(76)5404。