平均落札価格は1467円 赤潮の影響昨年を大きく下回る 富津で江戸前新ノリの初競り

出品された新ノリの出来を確認する卸問屋=22日、富津市富津の県漁連のり共販事業所
出品された新ノリの出来を確認する卸問屋=22日、富津市富津の県漁連のり共販事業所

 江戸前新ノリの初競りが22日、富津市富津の県漁連のり共販事業所で開かれ、約1226万枚のノリが競り落とされた。今年は赤潮などの影響で一部出来が悪く、平均落札価格(100枚当たり)は昨年の2328円を大きく下回る1467円にとどまった。

 初競りには富津、木更津、市川、船橋各市の12漁協が出品。参加した約120人の卸問屋は漁協ごとに並んだ新ノリを一つ一つ手に取り、色や質感などを確かめ競りに臨んだ。競りの結果、最高落札価格(同)は6800円で、昨年の1万1千円を大きく下回った。

 新ノリの作柄こそ良くなかったが、現在は施設も復旧しており、同事業所の西広泰宏所長は「これから海の環境が良くなるにつれて品質も改善されていくだろう」と話している。

 落札された新ノリは早ければ今週末にも店頭に並ぶ予定。


  • LINEで送る