「奈良の大仏」復活 震災で損壊、修復し開眼 市原市指定文化財

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修復作業が終わった奈良の大仏の開眼供養式で焼香する地域住民=20日、市原市奈良
修復作業が終わった奈良の大仏の開眼供養式で焼香する地域住民=20日、市原市奈良

 3月の震災で損壊した市原市の指定文化財「奈良の大仏」(同市奈良)の修復が終わり20日、仏像に魂を入れる開眼供養の法要が行われた。

 同大仏は、最初の建立が平安時代といわれ、現在の釈迦如来立像の石仏は江戸・文化元(1804)年建立。名称と、建立に悲運の武将・平将門が関わったとされる「将門伝説」から、人気の観光スポット。1974年に同市指定文化財となった。

 震災では本尊が高さ3メートルの台座から地面に落ち、頭部が首から取れて欠損した他、胸部の一部も欠けた。地域住民と市が修復費を折半する形で先月から修復作業が行われていた。

 欠損部分の修復の他、再発防止へ本体が台座から抜けないよう固定。また、周辺には灯籠や浄財箱が新たに設置された。