2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

野球もっと楽しんで 市船橋高生が児童指導

小学生にアドバイスをする市立船橋高校の野球部員=14日、市立船橋高校グラウンド
小学生にアドバイスをする市立船橋高校の野球部員=14日、市立船橋高校グラウンド
野球教室で交流した市立船橋高校の野球部員と小学生たち
野球教室で交流した市立船橋高校の野球部員と小学生たち

 市立船橋高校(石渡靖之校長)の野球部が14日、同校のグラウンドで小学6年生向けの野球教室を開催した。部員63人が講師として指導に当たり、小学生に野球の楽しさを伝えた。

 日本高校野球連盟が掲げる「高校野球200年構想」の一環で、野球人口の拡大と技術向上を目指し、県内の少年野球チームを対象に募集。小学生約40人が参加した。

 初めに高校生が迫力あるノックを披露。その後は打撃、投球、守備の三つの班に分かれて交流し、小学生は先輩の丁寧な指導を受けながら約3時間汗を流した。習志野台ワンパクズの武内鴻樹君(11)は「今までにない経験で楽しかった。ノックは想像以上に声が大きくて、自分たちも見習いたい。これからも野球を続けていきたい」と充実した様子だった。

 練習内容は高校生が約2週間かけて企画。スピードガンを用いて球速を測ってあげたり、準備体操ではリズミカルな音楽を流すなど工夫した。主将の菅谷真之介さん(17)は「教えるのは難しかったけれど、楽しんでもらえるようにこだわった。自分たちも野球を始めた時の気持ちを思い出せた」と振り返った。

 野球界では競技人口の減少が課題で、県内でも今夏の甲子園予選で連合チーム数が過去最多の四つとなった。市船高野球部監督の桜内剛教諭(52)は「中学、高校で野球を続けていく子が少しでも増えてほしい。次はもっと多くの小学生に参加してもらえるようにしたい」と話した。


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