小中学生考案新作スイーツ 水害中止から再挑戦 14日から茂原「レーヴ」で販売

新作スイーツ「かぼちゃのモンブラン」の仕込みをする小関さん、田中さん、木島さん(左から)=茂原市八千代の創作スイーツレーヴ
新作スイーツ「かぼちゃのモンブラン」の仕込みをする小関さん、田中さん、木島さん(左から)=茂原市八千代の創作スイーツレーヴ
手作りしたチラシ
手作りしたチラシ

 10月の房総豪雨に伴う大規模水害で閉店していた茂原市八千代の創作スイーツ「レーヴ」が営業を再開し、14日には女子小中学生3人が考案した新作「かぼちゃのモンブラン」を販売する。本来は被災翌日の10月26日に、ハロウィーンにちなんで披露する予定だったが、店が深刻な被害を受け中止。「リベンジ」を掲げて再挑戦した。3人は「甘過ぎず、ちょうどいいスイーツ」と自信を見せている。

 考案したのは木島乃空さん(中1)、小関優唯希さん(小5)、田中ここのさん(小4)。「夢couleur(クルール)」のブランドで、8月に「ぶどうのシフォンサンド」を販売し好評だったため、第2弾を作ることになった。

 しかし、10月22日に仕込みまで済ませていたのに、まさかの水害。田中さんは「店がめちゃくちゃになってショックだった」と振り返り、店の後片付けも手伝った。

 店の再開にめどが立ち、プロジェクトも再始動。味を整えるため工夫を加え、チラシを作った。栗の代わりにカボチャのクリームを使い、バナナジャムを挟んだマカロンを土台のスポンジとの間に入れる。外からマカロンは見えず、食べて分かるという。

 前作の評判が良かったこともあり、手応えは十分。木島さんは「リピーターができればうれしい」と笑顔で話す。

 店は浸水により大型の冷蔵庫が水に浮き、天井を突き破るなど、大きな被害を受けた。大部分の機器を入れ換えたが、まだ完全に元には戻っていない。それでもクリスマス前に何とか開店しようと、仕込みに忙しい毎日を過ごしている。川崎佐知子代表は「移転も考えたが、後悔すると思った。クリスマスは精いっぱいできることをして、心配してくれたお客さんに応えたい」と話している。

 「かぼちゃのモンブラン」(380円)は14、15日に、「紫いもクッキー」(200円)とともに販売。3人は早朝からクリーム作りと仕上げを行い、店頭にも立つ。


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