東金御殿建設の謎に迫る 山内さんが自費出版 御成街道保存会

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「家康の東金鷹狩り」を自費出版した山内さん
「家康の東金鷹狩り」を自費出版した山内さん

 徳川家康が鷹(たか)狩りのために東金に訪れてから400周年を迎えるのを記念し、東金市郷土研究愛好会の会員でNPO御成街道保存会の山内勲さん(67)は、「家康の東金鷹狩り-東金御殿の謎を探る」を自費出版した。

 東金御殿は徳川家康が鷹狩りのために造らせた建造物で、現在の県立東金高校の敷地にあったと伝えられている。家康はこの東金御殿に向かうため、船橋から東金までの御成街道を完成させ、1614年1月に東金で鷹狩りを行ったとされる。

 山内さんをはじめとするNPO御成街道保存会のメンバーは昨年、御成街道を武者姿で歩き街道をアピール。今回、「豊臣家との戦いを目前に控えた時期に、なぜ家康は東金に鷹狩りに来たのか」という疑問に対し、山内さんは歴史書や風水思想などを手掛かりに「東金御殿は、大坂城攻略のための砦(とりで)造りの演習として建設された」とする新説を提起している。