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医療過疎地へ研修医 道東地区に9人派遣 船橋市立医療センター

医療過疎地で地域に根差した医療を学ぶ研修医(左)=今月、釧路三慈会病院(船橋市立医療センター提供)
医療過疎地で地域に根差した医療を学ぶ研修医(左)=今月、釧路三慈会病院(船橋市立医療センター提供)

 船橋市立医療センター(船橋市金杉1、446床)は6月から今月にかけて、北海道東部の“医療過疎地域”へ2年目の研修医9人を派遣した。同病院は「大規模病院では経験できない、地域に根差した医療現場を知る貴重な機会」と目的を説明している。道東地区の本州からの研修医受け入れは初だという。

 同病院によると、1998年から厚生労働省指定病院として2年間の臨床研修医教育を受け持つが、2年目のプログラムである「地域医療研修」はこれまで船橋市内の診療所と協力して実施してきた。

 昨年度からプログラムが改訂され、地域医療研修期間が2週間から1カ月間に延長。これに伴い、同病院では医療過疎地域での研修を追加した。

 受け入れ先は北海道釧路市内の釧路三慈会病院で、2週間交代で1人ずつ派遣した。同病院は病床数126床、外来患者数が1日平均200~300人に対し、医師5人と医師不足が深刻。また、研修医たちは、医師が1人しかいない町立浜中診療所でのへき地医療も1日体験した。

 6月に第1号として派遣された植田真依さん(26)は「医療センターでは数人で行う検査を1人でやっていた。医師が絶対的に不足しており、看護師らと協力して補い合う姿が印象的だった」と述べた。


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