表土削り、校庭下に埋設へ 15小中学校と6保育所 放射線量低減策で流山市

 保護者らが側溝清掃した際に出た土砂や草木を袋に入れて校庭内の穴に埋設。今後の表土の削り取りでも同様の埋設措置が行われる予定=9月17日、南流山中学校
保護者らが側溝清掃した際に出た土砂や草木を袋に入れて校庭内の穴に埋設。今後の表土の削り取りでも同様の埋設措置が行われる予定=9月17日、南流山中学校

 空間放射線量が比較的高く、さまざまな線量低減策を進めている流山市は、本年度内(来年3月末)の完了を目指し、同市立の15小中学校と6保育所の校庭・園庭の表土の削り取りを実施することに決めた。削り取った残土は、各施設の庭の一角に穴を掘って埋設する方針。

 市が10月に策定した「市放射線量低減計画」に基づいた措置。対象の小中学校と保育所は、市がサイコロの「5の目」の形状で5個のポイントを置き測定した放射線量測定で、毎時0・3マイクロシーベルトを超える値を出した施設。このうち八木中学校と長崎保育所は、五つの地点全てで同0・3マイクロシーベルトを超えたため、校庭・園庭の表土の全面を削り取る。

 市では今回は対象に含まれていない他の小中学校と保育所においても、今後の測定で同0・3マイクロシーベルト超の値が出た場合は同様の対応を行う考え。学校の敷地外に設置されている学童クラブについても実施時期は未定ながら、同じ基準で表土を削り取る考え。


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