絶景太平洋温泉も自慢 「自粛」払しょく、全国PR 銚子・犬吠埼ホテル 【台風・豪雨被害乗り越え】

美しい景観が楽しめる「絶景の宿 犬吠埼ホテル」のラウンジ=銚子市
美しい景観が楽しめる「絶景の宿 犬吠埼ホテル」のラウンジ=銚子市
銚子に来ておいしいものを食べてほしいと語る梅津さん=銚子市
銚子に来ておいしいものを食べてほしいと語る梅津さん=銚子市
「絶景の宿 犬吠埼ホテル」の「温泉の素(もと)」(オリジナル入浴剤)を紹介する従業員=銚子市
「絶景の宿 犬吠埼ホテル」の「温泉の素(もと)」(オリジナル入浴剤)を紹介する従業員=銚子市

 相次ぐ台風や豪雨で自粛ムードが広がる中、観光地・銚子市では客足の鈍化が課題となっている。市内の観光施設「銚子ポートタワー」「地球の丸く見える丘展望館」の来場者数(10月)は、いずれも前年同月比で半減した。宿泊施設「絶景の宿 犬吠埼ホテル」(同市)では各地を巡って利用を呼び掛ける地道な取り組みを続けている。

 太平洋を一望できる眺めや温泉が自慢の同ホテル。相次ぐ台風により壁や柵が壊れるなど計2千万円以上の被害があったが、営業は継続することができた。台風や豪雨の際には、停電世帯に割安で大浴場を開放したという。

 一方で、9・10月の宿泊客数は大きく落ち込んだ。総支配人の梅津佳弘さん(56)は「出発地が被災している場合もあるが、自粛ムードにより来訪を控えた方も多い。『安全だ』『問題ない』といった情報が伝わらず、不安に思っている方もいるのでは」とした。

 こうした事態を踏まえ、同ホテルでは従業員が日本各地の旅行会社や各種団体を巡るローラーセールスを強化。東京などで展開される復興キャンペーンに積極的に参加し、チラシを配るなど来訪を促している。梅津さんは「銚子を観光する上で問題はないので安心してほしい。地域のためにも観光を楽しんでもらいたい」と呼び掛けた。


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