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まちづくり観光で日本一 佐原商議所、初の大賞 日商が表彰へ

きらり輝き観光振興大賞に選ばれた佐原商工会議所。貴重な文化財や古い町並みを生かした「まちづくり型観光の推進」が評価された。写真は10月8日の「佐原の大祭」
きらり輝き観光振興大賞に選ばれた佐原商工会議所。貴重な文化財や古い町並みを生かした「まちづくり型観光の推進」が評価された。写真は10月8日の「佐原の大祭」

 日本商工会議所(日商、東京都千代田区)は2日、各地の商工会議所から観光振興をテーマに募集した本年度の事業で、香取市の佐原商工会議所(柏木幹雄会頭)が大賞を受賞したと発表した。初の“日本一”の栄冠に同商議所は「東日本大震災から何とか復活させようとの思いが届いたのかもしれない。これを機にさらに町の活性化に取り組みたい」としている。

 今年で4回目となる「全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞」は、日商が2008年に地域資源の掘り起こしや活用、人材育成によるホスピタリティー(おもてなしの心)向上などを目的に創設。佐原商議所は、「まちづくり型観光(心の観光)の推進」をテーマに今年7月に初めて応募。書類選考の結果、伊勢(三重県伊勢市)、広島(広島市)などの8商議所とともに都内で10月にあった2次審査に進んでいた。

 佐原商議所の企画は、関東三大山車祭りの一つとされ約300年の歴史がある「佐原の大祭」と重要伝統的建造物群保存地区に選ばれた古い町並みの“二つの宝”や、市内中心部を流れる小野川での舟運観光などを生かしたまちづくりの他、市内の女性活動団体による心のこもったイベントなどを紹介した。企画を担当した鎌形善枝さん(53)は「まちづくりは市民全体でやるもの。(震災後の)このタイミングで賞がもらえるのはうれしい」と話した。


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