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香炉形顔面付土器を公開 香取・豊玉姫神社で きょうまで

一般公開された香炉形顔面付土器(右)と注口土器=3日、香取市貝塚
一般公開された香炉形顔面付土器(右)と注口土器=3日、香取市貝塚

 香取市の豊玉姫神社(郡光胤宮司)で3日、県有形文化財の香炉形顔面付土器(加曽利B式)と、注口土器(堀之内式)が一般公開された。縄文時代の歴史を知ることができる貴重な文化財に、関係者は「毎年、文化の日に合わせて2日間だけ公開する。ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話している。4日まで。

 市などによると、両土器は神社近くの良文(よしぶみ)貝塚で発掘された。良文貝塚は、旧小見川町南部の貝塚地区にある利根川下流域最大級の縄文後期の貝塚で、1930年2月に県の貝塚としては初めて国の史跡に指定された。

 香炉形顔面付土器は高さ16センチ、横幅14・3センチの約3500年前の縄文後期の土器とされ、仏具の香炉に似ていることが名称の由来。29年の発掘調査で見つかり、57年10月に県有形文化財(考古資料)に指定された。顔面が表現された独特な形から呪術的な用途で使われたとみられる。


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