小遣い集め義援金に 長生村4小中学校隣接の茂原市へ手渡す 【台風15号】

田中市長(左)に義援金を手渡す長生村立4小中学校の児童生徒代表=5日、茂原市役所
田中市長(左)に義援金を手渡す長生村立4小中学校の児童生徒代表=5日、茂原市役所

 長生村立の4小中学校の児童、生徒が水害に見舞われた隣接する茂原市のため募金活動を実施。5日、代表児童生徒と各校の校長らが茂原市役所を訪れ、義援金39万607円を田中豊彦市長に手渡した。

 代表者4人は手紙を書き、義援金に添えて市長に渡した。長生中生徒会長の野口優輝さん(2年)の「一日も早い復興をお祈りします」との言葉に、田中市長は「何よりうれしい」と感謝。「助け合って頑張っているので、みなさんも助け合う気持ちを大切にして」と呼び掛けた。

 茂原市は子どもたちにとっても身近な存在で、災害の大きさを知り、長生中学校の生徒会が「何か力になれないか」と提案。教師と相談し、小学校にも呼び掛けて義援金を募ることにした。実質2日間しかなかったが、児童生徒は小遣いや保護者からの募金を集めた。

 野口さんは「ボランティアも考えたけど、できることが限られていると思い、お金にした」と経緯を説明。「片付けをしているのを見て大変だと思った。ごみの撤去などに役立ててもらいたい」と話した。


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