市川市長「台風への備え」 定例会見中止で反論

 市川市の村越祐民市長が10日午前の定例記者会見を一方的に取りやめたことを巡り、村越市長は11日、自身のツイッターで「台風への備え」を優先したと反論した。ただ、市側は千葉日報社の取材に対し「市の公務であれば把握しており、(記者らに)理由も伝える」と回答。10日午前に市長の公務はなかった。

 村越市長は会見取りやめを報じた報道に対し、ツイッターに「記者会見は強制や義務ではありませんので他に優先すべき事があれば私はそちらを優先します。昨日来の局面では台風への備えです」と書き込んだ。さらに、一部の報道機関の記者について「便所の落書き定度(原文通り)の記事を書く」と非難。千葉日報社が11日、市秘書課などに確認したところ、市長に10日午前中、台風関連はもとより公務自体の予定は入っていなかった。

 地元記者会主催の定例記者会見は10日午前中の予定だったが、8日夕に市長が「都合がつかなくなった」と市幹部に連絡し会見を“ドタキャン”。市長は同幹部にも明確な理由を伝えなかったとされる。

 同記者会は別の時間帯や日程での会見開催を求めたが、10日午後は市長に公務が詰まっており、それ以降も北欧エストニアなどの海外出張も控えていることを理由に、市側に断られた。また、記者会側が同日、市長宛てに再発防止を求める書面を出した際も同課長が対応し、市長は姿を見せなかった。


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