<台風19号>56カ所に避難所開設 高潮備え土のう確保 台風19号で千葉市【台風15号 被災地はいま】

台風19号の高潮に備え市の土のうステーションから土のうを運び出す女性=10日午後4時ごろ、千葉市中央区
台風19号の高潮に備え市の土のうステーションから土のうを運び出す女性=10日午後4時ごろ、千葉市中央区

 台風19号に備え千葉市はきょう11日、公民館や学校など市内56カ所で避難所を開設する。先月の台風15号で市内では一部損壊以上の住宅が約2200軒に上っており、被災市民の避難を想定し従来より早い開設で万全を期す。今回の台風は高潮被害も懸念されており、市内では土のうで浸水を防ごうとする市民の姿も見られた。

 市によると、避難所は、幕張本郷公民館を除くすべての公民館と犢橋、稲毛、土気の3中学校、各地のコミュニティーセンターで11日午前11時に開設する。

 市は、電線や道路の寸断を防ぐため、倒れかかっている樹木約200本の剪定(せんてい)作業を継続。市民に対しては、安全・安心メールなどで強風や停電に備えるよう通知した。浸水対策として、自由に取り出せる土のうステーションの利用も呼び掛けた。

 千葉市中央区内のステーションでは、近くの病院職員が土のう16個を車で運び高潮に備えた。職員の一人は「これまで浸水被害はなかったが、レントゲンなどの機器もあるので」と最悪の事態を想定した。


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