2011年10月28日 09:53 | 無料公開

果実と一緒に、花が一斉に咲いてしまったヒメリンゴの木=26日、船橋市金堀町のふなばしアンデルセン公園
船橋市金堀町の「ふなばしアンデルセン公園」内で、春と勘違いしたのかヒメリンゴの花が突然開花した。本来、秋は果実が色づく季節。9月の台風の影響による狂い咲きとみられるが、図らずも同時に木に付いた白い花と赤い果実のコントラストが来場者の目を楽しませている。
同公園によると、園内では現在、サクラも数輪狂い咲き。ヒメリンゴは数本の木でみられ、特にメルヘンの丘ゾーンの農家脇では一斉に白い花が開花した。
「初めて見た」と驚く担当職員は「台風で葉がすべて落ちて木が冬と認識し、その後、気温が暖かくなったので春と勘違いしたのでは」と推測。11月上旬ごろまで、花と果実を一緒に鑑賞できそうだという。
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