外国人登録最多に トラブル回避取り組みも 千葉市美浜区

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団地には日本語とともに中国語表記の掲示物も並んでいる=千葉市美浜区

 千葉市美浜区の外国人登録者数が5月から、中央区を抜いて最多となっている。美浜区での登録者の大半は中国人。文化の違いなどによるトラブルを回避するため、中国人が特に多い高浜地区の高浜県営第1団地自治会では、中国語の回覧板や掲示物でごみ出しのルールを知ってもらう取り組みを行っている。

 千葉市市の統計を集計したところ、市内の外国人登録者数は、区制が導入された1992年度から昨年度までの各年度末で中央区が最多だった。この間、登録者は中央区で約1・7倍増えた一方、美浜区では約6・2倍と急増。月別統計では今年5月、美浜区が中央区を上回り6区で最多に。9月末現在でも、中央区の5712人に対し、美浜区が5785人と上回っている。

 同区に登録された外国人の約77%は中国人で、多くは県営団地や市営団地に入居している。

 団地の密集する高浜地区の高浜第1小学校では、全校児童313人のうち約100人が中国人の児童だ。同校では日本語の分からない児童約25人に対して、教員2人が個別に日本語を教えている。また、千葉大学の教授が市民とともに、ボランティアで日本語教室を開き中国人児童をサポートしている。

 同団地では15年前ごろから中国人が増加し、現在は4分の1が中国人世帯。文化の違いなどから、ごみの分別をしなかったり、ごみを窓から投げたりするといったケースもあったという。

 同自治会では市役所などに中国語訳を依頼し、中国語の回覧板や掲示物を作成。マナーは少しずつ改善してきているという。