かやぶき教会堂を保存修理 10月まで柏市、寄付募る

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保存修理に限定した寄付を募る旧手賀教会堂=柏市
保存修理に限定した寄付を募る旧手賀教会堂=柏市
旧手賀教会堂の礼拝に使った部屋の様子
旧手賀教会堂の礼拝に使った部屋の様子

 柏市は、千葉県指定文化財の旧手賀教会堂=同市手賀=の保存修理工事に向け、クラウドファンディングによる寄付を募っている。2020年度に予定する工事費用の大半は市が負担する方針だが、寄付の募集を通し教会堂の存在を広く知ってもらうのが狙い。

 市によると、旧手賀教会堂は日本ハリストス手賀正教会の建物。1881(明治14)年にかやぶき屋根の民家を移築し教会堂として使い始め、1900(明治33)年に聖堂部分を増築し現在の姿になった。

 当時、正教会の建物は周辺にも建てられたが、現存する例は少なく、東京・千代田区のニコライ堂よりも古く首都圏で最古という。

 76年の保存修理工事から40年以上がたち、屋根材の劣化や東日本大震災の影響による柱の傾斜などがみられ、修理や構造補強が必要となっている。工事は2020年度に行う予定。費用は計画作成や設計を含め、18~20年度の3カ年で計約5200万円を見込む。

 寄付の目標額は100万円。10月23日まで、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」から行える。

 旧手賀教会堂は土日、祝日のみ公開。問い合わせは市文化課(電話)04(7191)7414。