2019年8月12日 05:00 | 有料記事
旧東金町が1952年に建立した縦120センチ・横296センチの「戦没英霊」の碑には満州事変から太平洋戦争までの276人の戦没者名が地域別に記載されている。碑文で戦禍を振り返る木村会長(左)と宇野さん=東金市の八鶴湖畔専有地
地域の戦争従軍者や犠牲者らを弔うために公園の一角などに建てられた「慰霊碑」や「忠魂碑」。普段は素通りしてしまいがちだが、実は碑文は歴史書には載らない名もなき人々がいかに戦争に翻弄(ほんろう)されてきたかという過去を今に伝える貴重な史 ・・・
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