被災地少年と野球を 交流試合へ募金活動 東金

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 東金市内の少年野球チーム、福岡レッドパワーズ(藤平敏雄監督)は来月26、27日の両日、東日本大震災で甚大な被害を受け、野球ができなくなった宮城県山元町の山二小少年野球クラブを東金市二之袋の水田記念球場に招いて交流試合を開催する。試合を企画し準備中に急逝した福岡レッドパワーズ創設以来の幹部、故木原昌利元監督(享年54)の遺志を引き継ぐため、同チーム顧問の風間将美さん(57)らは活動費の募金を呼び掛けている。

 風間さんによると、福岡レッドパワーズは東金市立福岡小学校の児童を中心としたチーム。4年前に宮城県山元町の山下第二小学校の児童らからなる山二小少年野球クラブと試合をするなど交流を図っていた。

 今回の東日本大震災で同クラブは野球用具を津波で全て失い練習場だった同小学校の校庭は仮設住宅で埋め尽くされ、野球ができなくなった。報道でこの状況を知った木原元監督が、今回の交流試合を5月に企画。事務などをひとりで行ってきた。

 ところが、事前交渉のため山元町から戻った翌日の10月3日に、木原元監督はくも膜下出血で急死。木原元監督の遺志を引き継ごうと風間さんら有志が「少年野球のきずなの会」を発足した。

 交流試合の日程や宿泊先などは決まったものの、交流試合の予算50万円まで、現在資金が半分も集まっていない状況だという。このため募金活動を展開している。募金の振込先は「千葉興業銀行大網支店普通預金口座番号1085665、少年野球のきずなの会会計渡辺泉」。問い合わせは風間さん、電話0475(72)4741。