ライオン飛び がぶり!! 千葉市動物公園 給餌装置お披露目 通販サイトで寄付募り実現

ワイヤでつるされた肉に飛び上がって食いつくライオン=6日、千葉市若葉区の市動物公園
ワイヤでつるされた肉に飛び上がって食いつくライオン=6日、千葉市若葉区の市動物公園
野生味あふれるライオンの姿に見入る来園者
野生味あふれるライオンの姿に見入る来園者

 千葉市若葉区の同市動物公園は6日、通販サイト・amazonのほしい物リストで寄付されたライオンの給餌装置「ミートキャッチャー」をお披露目した。ワイヤでつるされた約2・5キロの馬肉に雄のライオンが飛び付きがぶり。来園者は「迫力ある」と百獣の王らしい野生味あふれる姿に見入っていた。

 同園は、ほしい物リストに園が必要とする8品を公開し、寄付を呼び掛ける取り組みを7月に始めた。ライオンの給餌装置を含む7品は開始の翌日までに寄付が決まる好評ぶりで、約1週間ですべての品物がそろった。

 今回お披露目された給餌装置は、屋外展示場内の高さ約7メートル~2・5メートルの位置に約27メートルのワイヤを張り、滑車につるした肉を移動させてライオンに飛び付かせる仕組み。普段は寝ていることの多いライオンの野生の姿を来園者に見てもらおうと導入した。

 親子連れが見守る中、装置にごちそうの馬肉がつるされると、岩陰で寝ていたライオンはのしのしと姿を現し臨戦態勢に。少しずつ近づく肉に狙いを定めて飛びかかり、豪快にかじりついてあっという間に平らげた。

 柏市から家族3人で訪れた藤井希ちゃん(5)は「ライオンを見るのは初めて。格好良かった」と大喜び。父親の賢志さん(45)は「普段は飛び付く姿は見られないので良かった」と笑顔を見せた。

 同園は6日からほしい物リストの第2弾を公開。レッサーパンダのアスレチック遊具を作るネットなど5品の寄付を求めている。

 鏑木一誠園長(56)は「皆さんに喜んでもらえて良かった。今後も自前でできる部分はしっかりやり、皆さんとの共創で園の魅力を高めたい」と意気込んだ。

 同装置を使ったライオン給餌は原則、毎週日曜日の午前11時半に実施する。


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