堤防113メートル破損、復旧急ぐ 護岸道路は立ち入り禁止 稲毛海浜公園台風15号の高波で被害

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台風15号の影響で破損した堤防=14日、美浜区
台風15号の影響で破損した堤防=14日、美浜区

 稲毛海浜公園(美浜区)の堤防が9月の台風15号による高波で破損し、一部の道路が利用できない状況になっている。公園内では東日本大震災でも被害が出ており、管理する県と市は復旧を急ぐとともに、来園者に破損場所には立ち入らないように呼び掛けている。

 千葉県千葉港湾事務所と市公園管理課によると、破損したのは公園内にある「稲毛ヨットハーバー」と「想(おも)い出の森」前の堤防。2カ所で計約113メートルにわたり堤防が崩れ、堤防上の護岸道路が立ち入り禁止となっている。

 公園内の「いなげの浜」の両端には、海岸の砂流出を防ぐために「導流堤」という施設が沖に突き出る形で2カ所に設置されている。このうちの1カ所の先端部分でも、積まれていた約3トンの岩が約20メートルにわたり崩れた。

 堤防周辺では3月の東日本大震災でも陥没や亀裂が入るなどの被害があったが、堤防が「これだけ大規模に破損したのは初めて」(同課)。9月21日夜の満潮と台風15号通過に伴う強風で発生した高波により堤防が破損したという。