「外環道軸に地域の魅力を」 震災と道路網で意見交換 市川でシンポ

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地域の震災対策と道路ネットワーク整備をテーマに開かれたシンポジウム=13日、市川市文化会館
地域の震災対策と道路ネットワーク整備をテーマに開かれたシンポジウム=13日、市川市文化会館

 2015年度の全線開通を目指す東京外郭環状道路(千葉県区間)に関連して、地域の震災対策と道路ネットワーク整備に関するシンポジウムが13日、市川市大和田の市文化会館で市民や関係者ら約450人が出席して開かれた。東日本大震災の経験を踏まえながら、道路と防災、減災の関係などを中心に話し合った。

 地元の商工業団体などでつくる外環道整備促進市川・松戸市民会議が主催。冒頭、同会議会長の片岡直公市川商工会議所会頭が「被災地の復旧復興で、人や物資を運ぶ道路ネットワークの重要性が再認識されている。地域の生活と道路の関わりを一緒に考えたい」とあいさつした。

 基調講演では、元国土交通事務次官の谷口博昭芝浦工業大学教授が「これからの地域社会とインフラ~東日本大震災に学ぶ」と題して登壇。谷口教授は、東北地方の被災地への支援ルートが被災後4日間で確保できたことを挙げ、「広域被害には道路ネットワークが肝要。つながっていれば迅速に対応がとれる」と述べた。