壮麗さ取り戻した黒門 修理終え15日に完成式典 中山法華経寺

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解体修理が終わった中山法華経寺の黒門と寺町らしい統一感ある街並み整備が行われた参道
解体修理が終わった中山法華経寺の黒門と寺町らしい統一感ある街並み整備が行われた参道

 日蓮上人ゆかりの中山法華経寺(市川市中山)周辺で開かれる市川市のイベント「街回遊展」に合わせて、同寺の黒門修理と参道の完成式典が15日行われる。17カ月間にわたる解体修理工事で壮麗さを取り戻した黒門に、開放感あふれる参道がそろい、地元商店会は「多くの人に来てほしい」と期待している。

 市教委などによると、参道途中に立つ黒門(市指定有形文化財)は同寺の総門に当たり、朱塗りの山門に対して黒塗りのためこの名称がついた。江戸初期から中期の建築と考えられている。城の門などでみられる高麗門という形式で、本柱2本と控え柱2本で構成され、本柱の上に細長い切妻屋根が掛けられるなどしている。

 工事は2009年7月に開始。控え柱を取り換えたほか、ひびの入っていた部材に接ぎ木をして補強するなどした後、塗装をし直し、屋根の銅板もふき替えた。