小学校エアコン運用へ 市原、中学も来月初旬に

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五所小学校の教室に設置されたエアコン=市原市
五所小学校の教室に設置されたエアコン=市原市

 全市立小中学校63校の普通教室などへのエアコン整備を進めている市原市は、小学校での暫定運用を近く始め、中学校も来月初旬からを予定する。熱中症などの健康被害防止で各自治体が整備を急ぐ中、同市の子どもたちは快適に学校生活を過ごせるようになる。

 市教委によると、市は合計1146の普通教室などへの空調設置に取り組んでおり、このうち856の普通教室(小学校587、中学校269)を優先的に進めてきた。17日に小学校で中間検査が行われ、合格した学校はエアコンが使用できるようになる。中学校も来月初めまでに検査を予定しており、小中学校とも高温多湿で不快な季節の授業に間に合う見込み。

 中間検査を前に、業者による試運転が五所小学校(同市五所)で行われた。6年の安西智勇君(11)は「勉強を頑張れそう」、加瀬胡桃さん(12)も「授業に集中できると思う」とそれぞれ話し、長い時間を過ごすクラスに設置されたエアコンを喜んだ。

 市教委は、特別教室への空調新設や更新、既存の暖房設備の撤去工事などを夏休みに予定している。特別教室の使用開始は9月中の見込み。工事に伴い今年の夏休みは7月16日~8月30日だが、前後の3連休や土日により実質的には7月13日~9月1日が休み。空調設備整備の事業費は31億4950万円。また、年間約3500万円の光熱費を予算化している。

 同市内では今年5月27日、35・7度の最高気温を観測し県内で今シーズンで初の猛暑日となった。